「日本で最も美しい村」の縁起物



No.1 群馬県中之条町「鳥追開運厄除け太鼓」
鳥追い祭は、田畑の作物を荒らす鳥や獣を追い払い、五穀(米・麦・あわ・きび・豆)やその他の作物の豊かな実り・町内厄除・家内安全を願って始められたといわれています。毎年1月14日には、伊勢宮での神事の後に町中を練り歩き、『鳥追いだ、鳥追いだ、唐土(とっと)の鳥を追いもうせ、セッセッセ、サーラバよって追いもうせ』の掛声とともに太鼓をたたきます。厄年の人や商店等から厄落としや商売繁盛を祈って、みかん投げも行われています。
そしてこの熊手のキッチュなデザインに一目惚れする人も多いはず。鳥や獣を追い払い、豊かな実りが獲れそうな造形の力を感じます。

Keywords:
群馬県中之条町 鳥追い 縁起物

日本の各地、特に辺境の地に代々伝わる縁起物は、その土地ごとに代々受け継がれ独自の進化で独創的なカタチが生み出されてきました。しかし近年、作り手の減少とともに多くの縁起物が姿を消しています。厳しい自然条件の中で、生きる為の拠りどころとして崇められてきた生活に寄り添う神様たち。中でもその多くが辺境の地である「日本で最も美しい村」に伝わる縁起物は、素朴で個性的な造形が多いようです。自然災害の度にニュースに登場する「日本で最も美しい村」ですので、自然を崇め感謝する気持ちはどこよりも強いはず。編集部ではそんな縁起物を探しています。ひとつ一つ手探りで見つけていくことはなかなか困難そうですが、辺境に伝わる祈りの造形物をアーカイブすることに努めていきます。

「日本で最も美しい村」の縁起物

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