美しい村新聞Vol.20[赤井川村]Akaigawa



美しい村新聞とは、NPO法人「日本で最も美しい村」連合の村づくりの運動をお伝えする新聞です。NPOの季刊誌として年4回、春、夏、秋、冬に発行しています(2017年7月現在20号を発行)。美しい自然景観の重要性に気づき、そのローカルな場所で創造性を持って仕事と生活に取り組む人の姿を取材しています。
とは言え私たちの得意な仕事はデザイン。デザインの視点に偏りがちな紙面づくりとなります。村の政策づくりや戦略策定などを上手にお伝えする能力は持ち合わせていません。出来ることと言えば色とカタチでお見せすることに尽きるのです。

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特集:赤井川村
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北海道の南西部に位置し、人口1,200人ほどの「日本で最も美しい村」赤井川村。遠い昔、火山の噴火によって生まれた「カルデラの里」で、人々はこの巨大なカルデラ盆地の中に暮らす。

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日本で最も美しい村でみつけたお守りさん
「恋愛成就のデザイン」

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日本の辺境の地に代々伝わる縁起物は、その土地ごとに受け継がれ独自の進化で独創的な造形が生み出されてきました。しかし作り手の減少とともに多くの縁起物が姿を消しています。厳しい自然条件の中で、生きるための拠りどころとして崇められてきた生活に寄り添う神様たち。いまならまだ日本の各地に残っているそれらの縁起物やお守りを、そのカタチに込められた物語と一緒にご紹介していきます。日本の「民芸美術のアーカイブ」としての取り組みでもあります。

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季刊日本で最も美しい村 Vol.20 夏号
タブロイド判24ページ 定価450円(税込み)
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Keywords:
赤井川村 パウダースノー キロロリゾート 縁起物

5月の大型連休の赤井川村。雪もまだ残る道では私たちの車が今年初のスタック。日本のあるところでは葉桜が輝き、またあるところでは雪にはまって車が動かなくなる。取材をきっかけに1年を通して様々な「最も美しい村」に行きましたが、点としてそれぞれの土地の時間が流れ、しかしそれは場所は違えど線として同時に並行して流れているものだと感じました。 慌ただしい日常のなか、今まで巡った「最も美しい村」のあの人は、今どんな風に過ごしているのだろうと、思いを馳せることがあります。(撮影アシスタント 後藤秋生)

北海道の春は急加速するように緑が一斉に広がっていくようだ。赤井川村では春の農作業がそのスピードを追いかけるように進んでいる。 人口規模に括られることなく人の暮らしには生き甲斐が必要だから、人口が少ない地域では受け身のままだと辛く感じてしまうのではないかと思う。そう思うと自らが率先して楽しむこと、生きることを楽しむことは周囲に良い雰囲気をもたらしてくれる。それはたくさんの人に会って声を聞きながらピントを合わせるだけでも伝わってくる。(撮影 田村寛維)

道の駅「あかいがわ」でロードバイクの少年と話した。チームニセコに所属する高校生のO君は華奢な体型で顔立ちから脚から少女のよう。でもこんなルックスの子がめっぽう強いのがロードレース。「今日は独りで軽めにトレーニング100kmです」。ロードバイクは速いスピードで長い距離を走るので過酷ですが、走り終える頃にはなんでも許せそうな気持ちになります。(編集長 ジュリアーノナカニシ)

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