吉野町の”柿の葉寿司”



2016年「森に育まれ、森を育んだ人々の暮らしとこころ ~美林連なる造林発祥の地”吉野”~」として日本遺産に認定された文化財は58点。その中でも塩サバと酢飯を柿の葉で巻き、海のない県南部独特の保存食として家庭で作られてきた伝統の保存食である柿の葉ずしは、吉野川上流域の山深い森と共生する暮らしや多様な文化として評価されました。吉野町ふるさと納税謝礼品としても全国に作りたてを直送しております。
 
お問い合わせ:http://www.town.yoshino.nara.jp

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吉野町

吉野町は、奈良県のほぼ中央に位置し、町の中心部を清流吉野川が流れ、古代から約3万本の桜が咲き誇る名勝地として知られている吉野山は、古くは古事記や、日本書紀などにも登場し、また、修験道や源義経、後醍醐天皇、西行などにまつわる数多くの史跡が今も守り伝えられているまちです。

近年は観光産業の振興と、「日本三大美林」といわれた吉野杉・桧を未来につなぎ、人と森がつながることで、観光、林業はもとより子供の「木育」などにも発展した様々な地域活性化のプログラムに取り組んでいます。

一方、国立公園や県立自然公園を有することで、まちでは自然に関心を持ち、自然を守っていく意識を高めるために、自然とふれあう機会の確保や自然保護活動を行う団体の支援を続けており、特に桜については、桜の種拾いから苗木の育成、植樹など桜の保護育成の取り組みを通じて自然環境を学ぶ、「桜の学校」事業を行っています。

 

千年の桜に染まる吉野山

修験道の総本山金峯山寺を中心として、早くから門前町として栄えた吉野山は、尾根筋の少ない土地を利用して建てられた「吉野建て」という建築様式を今もなお大切に、桜やその周囲の自然環境との調和を図りながら維持に努めています。
3万本にも及ぶ桜は地域住民により自発的に下草刈りや施肥などが行われることで保護・育成に努め、さらには地域の子供たちに桜の大切さを理解してもらうために、昭和23年から地元の小学生に桜を育てることを教えるとともに、ふるさと教育の一環として町内の小中学生に吉野山の最盛期の桜を見る授業も行っています。このように桜を通じて、1300年の長きにわたって先人たちが残してきた文化遺産を親から子へ、子から孫へと伝えています。

 

伝統の技が生きる「国栖(くず)の里」

清流吉野川に位置する国栖地区は、古からの自然がそのままの姿で残り、その環境を活かした「ものづくり」が盛んです。
大海人皇子が伝えたといわれる紙漉きは、先人の技を引き継ぎ現在も伝統的な手法を継承し、漉いた和紙の野外での天日干しは周辺の景観と見事に調和し、冬の風物詩、国栖の里の原風景となっています。
また、明治の初めから吉野美林の杉・桧を建築材として利用した残りの部分(端材)を用いた割り箸づくりが行われ、町内の小・中学校では吉野割り箸を使用するなど森林の恵みを実感できる取り組みも行われているとともに、資源の大切さを学ぶために割り箸は、はがきやコピー用紙にリサイクルする事業なども進められています。

 

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