美しい村新聞Vol.25[湯布院町塚原]Tsukahara



美しい村新聞とは、NPO法人「日本で最も美しい村」連合の村づくりの運動をお伝えする新聞です。NPOの季刊誌として年4回、春、夏、秋、冬に発行しています(2018年9月現在25号を発行)。美しい自然景観の重要性に気づき、そのローカルな場所で創造性を持って仕事と生活に取り組む人の姿を取材しています。
とは言え私たちの得意な仕事はデザイン。デザインの視点に偏りがちな紙面づくりとなります。村の政策づくりや戦略策定などを上手にお伝えする能力は持ち合わせていません。出来ることと言えば色とカタチでお見せすることに尽きるのです。

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特集:湯布院町塚原
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温泉街で知られる大分県由布市湯布院町。
別府市との境にある由布岳の北側に広がる塚原地区は、標高600mの高原地帯に位置する。
なだらかな丘陵と緑豊かな牧草地が広がるその景観は、訪れる者を魅了してやまない。
塚原高原は鬼が作ったとされる『九十九塚伝説』や『為朝伝説』など古来より様々な言い伝えのある土地で、
4世紀にはすでに集落があったことが、鎮守・霧島神社の石碑に刻まれている。

コテージ&カフェ「恵里菜」 /森の宿「野乃花」 御手洗 武 / 竹内牧場3代目 竹内秀馬 / 伊東靖彦 伊東恵美子 / オーベルジュ「forest inn BORN」 渡辺理 / グランピングリゾート「Sense of wonder」 冨高利弘 / 美しい村撮影クロニクル 湯布院塚原

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季刊日本で最も美しい村 Vol.25 秋号
タブロイド判24ページ 定価450円(税込み)
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Keywords:
湯布院町塚原 塚原高原 フォレスト イン ボン

半年ぶりの取材同行となった今回の美しい村、湯布院「塚原」。秋田育ちの私にとって、梅雨明けの九州の日差しはあまりに強烈で、私の白い肌はあっという間にひどい日焼けをした。それでも秋田に帰り、まだら模様になった日焼けの跡を心配しながら、塚原での日々を懐かしく思い返した。
取材に同行していなかった半年の間に「私にとって美しい村の取材とは何だろう?」と考えていた。そしてそこから、自分の中にあった靄のかかった部分に気付き、はじめて言葉にすることが出来た。それは「私が私自身を制約しているのだ」ということ。普段から「あれをやってはいけない」「これをやったらどう思われるだろう」と、無意識に行動や考えを制限してしまっている。ではなぜこのことに気づけたのだろう。それは身近な人の行動を見て「あぁ、こんなこともしていいのか」「こういう風に考えてもいいのか」と自分を許せるようになったから。
人との関係性が自分の許しになる。人と出会うことで私の私自身に対する可能性が広がってゆく。それも限りなく自由に。美しい村での出会いは私をだんだんと自由にしてくれる。そう気付くことが出来たのは、いつも温かく迎えいれてくださる美しい村のみなさん方と、この新聞取材チームの存在があるからです。(後藤あきみ)
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