美しい村新聞Vol.23[鶴居村]Tsurui



美しい村新聞とは、NPO法人「日本で最も美しい村」連合の村づくりの運動をお伝えする新聞です。NPOの季刊誌として年4回、春、夏、秋、冬に発行しています(2018年3月現在23号を発行)。美しい自然景観の重要性に気づき、そのローカルな場所で創造性を持って仕事と生活に取り組む人の姿を取材しています。
とは言え私たちの得意な仕事はデザイン。デザインの視点に偏りがちな紙面づくりとなります。村の政策づくりや戦略策定などを上手にお伝えする能力は持ち合わせていません。出来ることと言えば色とカタチでお見せすることに尽きるのです。

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特集:鶴居村
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阿寒湖と広大な釧路湿原の間に広がる阿寒郡鶴居村。人口2500人ほどの小さな村に、基幹産業である酪農の牧歌的な景観が広がり、村の名前の通り、特別天然記念物タンチョウが人々と共生する。冬のシーズンになると国内はもとより、海外からもカメラを手にした多くのタンチョウ愛好家たちが訪れる。

ヒッコリーウィンド 安藤誠/ハートンツリー 服部佐知子/ホテルTAITO 和田正宏/鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 原田修/鶴居村 大石正行 村長/美しい村撮影クロニクル 鶴居村編

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季刊日本で最も美しい村 Vol.23 春号
タブロイド判24ページ 定価450円(税込み)
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Keywords:
鶴居村 釧路湿原 タンチョウヅル ヒッコリーウィンド

 今回のインタビューのスタートは、紙面ではご紹介できませんでしたが、鶴居村の地域おこし協力隊員として活躍した増田喜美子さん。札幌のお生まれで、飲食の世界に入ったことをキッカケに、ワイン、そしてチーズの世界へ。道内でチーズの仕事を探していた頃、鶴居村が募集していた「チーズの宣伝隊」に惹かれて移住した増田さん。現在、村人の願いでもある生ハム作りにかかわり、同じ「日本で最も美しい村」連合に加盟する長野県・高山村にも視察へ行き、製造技術などを伝授いただいたそうです。今後は、村の観光資源に育てていきたい、とのこと。「鶴居村は良質な乳質のおかげで自立できている酪農の村」という、核心にせまるお話を伺うことができました。 毎回取材はお一人につき、1~2時間ほどのインタビューです。何気ない雑談からいつの間にか本題へ入っていることが多く、そして取材が終わる頃には、相手とのささやかな「信頼関係」のようなものが生まれ、その方のお人柄や魅力が身近に感じられるほど、「濃厚」な時間をご一緒させていただく。それがこの美しい村新聞の取材の醍醐味だと思っています。 自分の持ち場で、自分の最大限のベストを尽くそうと奮闘されている人々。だけど、そこには「歯を食いしばりながら」でなく、「楽しみながら」「リラックスしながら」の、しなやかさもあります。そんな村人たちの一人ひとりの頑張りが、ひいてはその村を明るく照らす。ここでご紹介させていただく方々は、みんなが気づいていないほんの片隅に目を向ける、まさに「一隅を照らす」人々なのです。 (執筆 髙橋秀子)

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